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身体的特徴と生態

身体的特徴と生態

コアラは樹上生活に適した動物です。ツリー・カンガルーの様に、同じく樹上で生活する有袋動物とは異なり、外見に見られるような長いシッポはありませんが、コアラは優れたバランス感覚を持っています。

コアラの体は脂肪が少なく筋肉質です。特に、木登りする時にしっかりと体を支えられるよう長く力強い手足を持っています。前足と後ろ足の長さはほとんど同じ長さで、他の動物と比べて太ももとすねの筋肉が短い位置で着いているため、楽々と気に登ることができます。

コアラの手のひらはざらざらしていて、木の枝を握ったり、木登りするのに適しています。さらに手足には5本の指がそれぞれあり、長く鋭い爪が付いています。前足の2本の指は人間の親指のように他の指と違う向きに付いているので、異なった方向に動かすことができるため、しっかりと手で物を握ることができます。後ろ足の親指には爪がなく、2番目と3番目の指はくっついていて、それらの爪は、ノミ取りしたり“毛づくろい”するのに使います。


P.Schouten, From 'Koalas, the little Australians we'd all hate to lose' Bill Phillips AGPS

木に登る時、コアラは地上から跳び上がり、前足の爪を木の皮にひっかけながら上に登っていきます。コアラの爪跡は、コアラが定期的に訪れる“生活する木”にしっかりとつけられているので肉眼で見ることができます。これは、コアラの生息地内でコアラがその木を使っているという証拠になります。その他にコアラの“生活する木”を捜す手がかりとして、木の下にコアラの“フン”あるかどうかで判断します。

コアラは日光や風を求めて昼夜を問わず、安全な生活する木の間を移動し木の上で座ったり眠ったりいろいろな姿勢をとります。(コアラは目的もなく地面を歩き回ると言うことはありません。)また、一般的に暑い日には、体内の熱を放出し涼しさを保つために木の上で手足をだらりと下ろした姿勢で座り、寒い日には体温を保持するためにボール状に丸くなっている姿をみることができます。

木から下りる時はお尻から下ります。コアラは定期的に生活する木を変えるために地上に下りるのですが、その時、キツネや犬、ディンゴなどの捕食動物に最も攻撃されやすいのです。さらに、車と接触しケガをしたり命を落とすと言うような危険性もあります。コアラの歩く姿はとてもぎこちない足どりですが、走ることもできます。(決して速くは走れません。)また、水中を泳ぐコアラを時々見かけますが、これはごくまれな光景です。

コアラは暑さや寒さから身を守るためにふさふさした厚い毛で覆われています。さらに、この毛は、雨が降った時に水をはじく“レインコート”のような役割も果たします。コアラの毛の色は、薄いグレーから茶色まで様々で、胸や首、腕や脚の内側、耳の中は白い毛が生えています。大人のオスのコアラは、白い毛で覆われた胸の中央にある茶色の“臭腺”があるので、それでオスかメスか見分けることができます。

コアラのお尻の毛はより密集して生えているので、いわば"クッション"のような役割を果たし、固い枝の上に座るのに適しています。また、お尻の毛の色が斑点のようにまだらになっているので、地上からは見つけにくいようにうまくカモフラージュしています。

大人のコアラの体重は、オスのコアラで8~14kg、大人のメスは6~11kgです。南部のコアラは他のコアラに比べ、寒い気候にも適応できるように体は大きく厚い毛で覆われています。

コアラは半夜行性の動物なので、夕暮れ時から夜間、夜明けにかけて最も活動します。なぜなら、日差しが強く暑い昼間より、涼しい夜間の方が貴重な水分とエネルギーが失われにくいからです。コアラは平均して1日のうち18~20時間は休んだり、眠ったりし、残りの時間は、食事や移動、毛づくろい、他のコアラとのコミュニケーション取ったりして過ごします。コアラがあまりにも長時間眠っているため、その昔、人々は"ユーカリ中毒"とか"酔っ払い"だとか言っていました。しかし、コアラが長時間眠るのは、新陳代謝が悪く、栄養価の低いユーカリの葉を主食としているため、それらを消化するのに多くのエネルギーを必要とするからです。

コアラの顔立ちでひときわ目立っているのが鼻。しかし、この鼻、単に大きいわけではありません。非常に発達した嗅覚を持っていて、ユーカリの葉の種類を区別するのに大きな役割を果たしています。特に、ユーカリの葉に多くの毒素が含まれているか、そうでないかを嗅ぎわけることができるし、木に付けられた他のコアラの匂いを嗅ぎ分けることもできます。

コアラ(ファスコラルクトス・シネレウス)は樹上で生活する有袋類の草食動物です。他の哺乳動物とは異なる有袋動物の主な特徴は、子供を未熟な状態で産み、母親の袋の中で育てるということです。有袋類(marsupials)という言葉は、袋という意味を持つラテン語のmarsupiumに由来しています。一部の例外を除いて、ほとんどの有袋動物は育児嚢と呼ばれる袋を持っていて、その中で子供を育てます。分類学上、有袋類は哺乳類に属する3つの種類のうちの一つで、他には単孔類(カモノハシ、ハリモグラ)と、その他の胎盤のある動物すべてに分類されます。

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