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コアラの頭数と分布地域

コアラの頭数と分布地域

AKFが作成した“コアラの生息地図”によると、これまでに確認されているコアラの生息地は、現在厳しい状況にあることが明らかに示されています。なぜなら、コアラの生息地として可能な地域であっても、土地開発などの影響を受け、生息地がばらばらに分断化されるといった土地の断片化や、土壌の質の変化により土地の質が悪化しているからです。さらに、それらの地域においては、コアラが生息しているという“証拠”は発見されていません。このことから、AKFでは、オーストラリア本土に生息している野生のコアラの頭数は10万頭以下と推定しています。歴史的文献によると、20世紀初め、コアラの毛皮取引が盛んに行なわれていた頃は、少なくとも300万頭ものコアラの毛皮が市場に出回っていたされています。現在のコアラの頭数は当時に比べてはるかに少ないものになっています。

ヨーロッパから多くの入植者がやってきた頃、数百万頭ものコアラがオーストラリアに生息していたと言われています。自然科学者の中には、多くのコアラを殺していたアボリジニが入植者によって殺された結果、コアラの頭数は通常より増加したと仮定されていますが、AKFはこの推測については賛成していません。

オーストラリアの多くの自然科学者たちは、AKFの示すコアラの頭数について支持、賛成していませんが、AKFではたとえ見解が間違っていても満足しています。政府が公式に、数百万頭のもコアラがオーストラリアのどこかに潜んで暮らしているという証拠を示すならば、AKFは独自の見解を変えることでしょう。

今日、生息地の破壊により、数千頭ものコアラが毎年、自動車事故や飼い犬の襲撃による被害のために命を落としています。このことからもわかるように、コアラの数は明らかに減少しており、コアラを保護するような何らかの早急な措置、対策が必要とされています。

現在、野生のコアラは、4つの州-クィーンズランド州(QLD)、ニューサウスウェールズ州(NSW)、ビクトリア州(VIC)、そして南オーストラリア(SA)で生息が確認されています。(上記の地図において斜線で示されている部分がコアラの生息している場所。-オーストラリア南東部の海岸沿いといくつかの島々のみ。)しかし、生息地の断片化が進み、コアラは深刻なリスクを背負いながら暮らしているのが現状です。

コアラの分布は適切な生息地(土地)の分布によります。ヨーロッパからの入植が始まった頃、オーストラリア東海岸のほとんどの地域がユーカリの木で覆われ、数多くのコアラに生息地として供給していたと考えられています。

ヨーロッパからの入植以来、9,800万ヘクタールもの土地が農場や都市開発により、また、都市部から少し離れた地域では、干ばつや立ち枯れ、森林火災などによる土地の断片化の影響を受け破壊されています。さらに、およそ44%のユーカリの森林やコアラの生息が可能な木が生息している森が開墾され、オーストラリア本土に残されたコアラの生息地のほとんどがばらばらになり、そのばらばらになった土地でコアラは暮らしています。

南オーストラリアでは、コアラの狩猟により絶滅してしまいました。また、ビクトリア州においてもそれに近い状況でした。コアラの頭数回復のため、他の島に生息しているコアラをそれぞれの州に移住することにより、コアラの頭数は回復しましたが、人間の行なった不自然な行為により、近親交配や、ある一部地域ではコアラの頭数の過密化というような新たなる問題が発生しています。

AKFは、ビクトリア州と南オーストラリア州に単にコアラ数を増やす為にコアラを移住させることについて反対しています。中には、ビクトリア州には何百万というコアラが生存していると示唆していますが、AKFではこのことについては賛成していません。コアラが多数存在している(時には数千匹いる)島々や孤立した生息地があることは認めていますが、これらのコアラが長期間、生存できるのは考えられません。なぜなら、近親交配の問題が考えられるからです。いくつかの調査では、これらのコアラはすでに近親交配の兆候があると示唆しています。AKFは、長期に渡り有能で正常な遺伝のあるコアラを反映させるように提案します。

孤立した生息地で暮らすコアラに関する詳しい情報はこちらをクリック。

クィーンズランド州南東部からニューサウスウェールズ州北部~中央部の東海岸に沿って多くのコアラが生息しています。また、これらの地域は人間の急速な土地開発によりコアラの生息地が急速に失われつつあります。地方地域ではコアラの頭数が急激に減少し絶滅の危機に瀕しています。コアラが絶滅しないように今、早急な手立てが必要なのです。

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